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読んだので書く書評 黒いデジタル麻雀

本購入用500円券は残念ながら期限切れを迎えたが、別のポイントで無料で手に入ったので読んでみた!

書名:黒いデジタル麻雀 ~現代流データ戦術を斬る~ (マイナビ麻雀BOOKS)
著者: 石橋伸洋

目次などは下記のG・ウザクブログ記事を参照の事:
【新刊】 黒いデジタル麻雀 ~現代流データ戦術を斬る~ (石橋伸洋・著)


【構造】

デジタルにデジタル対応という皮を被せているもの。
つまり(基本的な)デジタルの応用版・延長版であってこれ自体もデジタルの範疇。
題名に嘘偽りが無くて好感が持てるw

これが難しいという人はこのような感じか
1.内容が良く分からん
2.細かい牌姿が数多く書かれていて見るだけで嫌になる
3.視点の欠如

1.の場合はデジタルの基礎をきちんと学習するのが吉。
2.の場合は一度にやろうとしないで牌姿を一つずつでも見ていくのが吉
3.の場合は外から見るとどう見えるのか、つまり自分の手からの視点だけでなく他家の視点から自分の手を見て考えてみると吉。
つの麻なら視点変更や手牌の明け伏せが容易にできるのでそれで視点を養う。
その延長上には相手の手牌を含む場全体が見えてくるという道が開けるはず。
見えるというのはイメージで、全員の手牌が透けて見えるとか入り目まで分かるという事ではない。
そして次の牌や更にその次の牌を引くことを想定して打つ視点も養うのが吉。


【コンピュータを使った研究・解析用】

特に第2章が分かりやすいが、理屈が明確で数式で表せて具体的な数値で示せるので、デジタルをベースにする麻雀アプリや研究・解析にはこの本の方法論・方向性は親和性が高いと思う。
より強い思考ルーチンや面白い切り口が見つけ出せるであろう。

逆に言えば人間が実際に打ちながら扱うには難しい方法論。(これはこの本に限らず、デジタル(確率統計手法)の特性)
精度を高めれば高めるほど情報量や計算が莫大に増加して人間には扱えなくなっていく。
事前に計算しておいても記憶する量がとんでもなく増えていく。
記憶するだけでは駄目でそれを瞬間的に引きずり出す必要もあるので難易度はどんどん増していく。
この手の方法論を活用するなら記憶ゲームにならないようにする必要がある。そうしないと容易に限界が来て破たんする。
関連牌が1枚見えている場合、2枚見えている場合・・・というシンプルな形で精度を上げようとするだけでも、その都度膨大な適する場面の抽出や再計算・記憶すべき事が増えていく事で、人間なら容易に限界が来て破たんする事は想像できると思う。
だからこそ、そのようなことをコンピュータに任せることができる麻雀アプリや研究・解析には向いている。


【西園寺靖子ブログ記事】

今回の内容と全く関係ないが、西園寺靖子ブログ記事で非常に重要な構造を見つけた。
忘れないように書いておく。

西園寺靖子ブログ:東大卒麻雀研究者の牌譜をただの女子大生が検討するってよく考えたらおかしい
この東1-0の部分。

盤面図を使った何切る・どうするは自分が疑問に思った箇所よりも前の別の必要な局面・するべき局面でやる事が重要な場合が多い。
疑問に思うという事は、その時点での納得感(この手なら割に合う、リスクを引き受けられる)が無い、なんでこんな手牌になっているのだろう(なんで鳴いたのだろう)となっている事も多い。
つまり疑問に思った時点以前における(選択や構想の)問題である事も多いからであろう。
(振るのが嫌だ、ラスを引くのが嫌だというように、そもそもリスクを引き受けられない・引き受けようとしない事は上記の話とは全く別の致命的な問題。
打つ以上は振りもするしラスを引く事も当然あるので、どこでどうリスクを引き受けるかの話になるのであって、適正なリスク及びその結果すら引き受けないなら麻雀自体が打てない。
※これに関しては地力をつけようとする場合の考え方の一つであって、例えば楽しむ目的なら振ってムカついたりラスって激怒しても良いと思う。
どの目的が他の目的よりもレベルが高い低いという事は全く無く、目的によって考え方や視点も異なってくるという事。)

以前の話だが、それが分かるまでに物凄い時間がかかったし迷惑もかけた。アドバイスをしてくれる人と見ている・考えているものが違うのだから当然に話が噛み合わない。
アドバイスを受けても表面的な理解になりがちである。
しかし、それが分かったら聞く際にも話が早くなった。俺は能力がないからそれだけじゃ上手くはならんけどな('A‘)
そのため、何切る・どうするは手間をかけてその局の一打目から見てくれる人には物凄く感謝すべき。そのために画像だけでなく牌譜提供は必要。
勿論アドバイスをくれる人がどういう打ち方をするのかの(ある程度の)理解が聞く側には必要。そうでないと何故自分と異なる個所を重視するのかが分からないし自分との違いも見えてこない。
一人のアドバイスを受けるだけでも非常に大変なのだから、数多くの人のアドバイスを受けようとすることはとんでもない大変さだと思う。俺には無理。

こういう理由で、今回取り上げた記事は麻雀ブログ大賞実力向上手法記事部門があれば躊躇無くトップに推す。
過去数年対象でも余裕でトップ3に推せると思う。
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